[ソフト] 7-Zip – コマンドプロンプトからZIPファイルを作成する

バッチファイルからZIPファイルを作成したい場合がある。WindowsにはZIPアーカイバが標準で組み込まれているけど、コマンドプロンプトからは使えないみたい。本当に使えないのか確信は無いけど、ネットで検索してみた限りでは使う方法は見つからなかった。となると、コマンドプロンプトから実行できるアーカイバを探さないとならない。常用している7-Zipを調べるとコマンドライン版が用意されていたので、早速インストールして試してみたら問題なく使えた。コマンドが7zaと短いのもありがたい。

コマンドの意味は、次のようになります。
7za.exe <命令> <圧縮ファイル名> <圧縮したいファイル名>
圧縮するには「a」(add、追加)を入力します。指定した<圧縮ファイル名>がすでに存在していれば、その圧縮ファイルにファイルを追加して圧縮します。

実行例

インストールしないでzipや7z圧縮ファイルを作る方法 | 7-Zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/howto/non-install-compress.html

[Windows] スリープ中でもWindowsバックアップを実行する

開発用PCの1台がバックアップされていなかったので、毎晩自動的にバックアップされるように設定しておこう。

バックアップにはWindows Backupを使う。

バックアップスケジュールを設定する

初心者でもわかる! Windows 7 でバックアップ : 特定のフォルダーをバックアップ – 定期的に実行
http://support.microsoft.com/kb/2666279/ja

上記サイトを参考にして、コントロールパネルの[バックアップと復元]でバックアップの設定をする。設定の最後で毎晩10時にバックアップが開始するようにスケジュールする。

MS-backup-01

設定内容を確認して[設定を保存して終了]ボタンをクリック。

MS-backup-02

PCがスリープ中でもバックアップするように設定変更する

デフォルト状態では、スケジュールされた時刻にPCがスリープしているとバックアップは実行されない。そこで、もしスリープしていたらスリープを解除してバックアップを実行するように設定を変更しておく。

[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[タスク スケジューラ]を選択。

左側のツリービューから[タスク スケジューラ ライブラリ]-[Microsoft]-[Windows]-[WindowsBackup]を選択してから、中央上の[AutomaticBackup]をダブルクリック、または右クリックで[プロパティ]を選択する。

MS-backup-03

すると、バックアップ設定のプロパティが表示されるので、[条件]タブで[タスクを実行するためにスリープを解除する]をチェックして[OK]ボタンをクリックする。

MS-backup-04

タスクスケジューラを閉じて完了。

MS-backup-05

設定通りに午後10時にバックアップが実行されたか翌日にチェックしよう。

参考サイト

Win7のバックアップ機能でスケジュールした時刻にバックアップしたいのですが、その時刻にPCがスリープ状態だった場合はバックア – マイクロソフト コミュニティ
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-performance/win7%e3%81%ae%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%a2/f27690d1-6961-4d42-ade9-5ae62b89f8e4?msgId=9d98072e-ba46-4924-ab6c-c5306ab19cd0

[Windows] システムファイルが破損/喪失した場合の解決法

ある日Windowsを立ち上げて常用アプリを起動したら「DLLが見つかりません」といったエラーでアプリが起動できない、ということがあるらしい。客先から相談されたので対処法を調べてみた。サポート要員が出向かずにユーザ自身で実行できる解決法としては以下の方法がある。これで必ずしも解決されるという保証はないけど、Windowsを再インストールするという決断を下す前に試してみてもよさげ。

システム ファイル チェッカー ツールを使用して、Windows Vista または Windows 7 の不足しているシステム ファイルまたは破損しているシステム ファイルのトラブルシューティングを行う
http://support.microsoft.com/kb/929833/ja

“.dll is either not designed to run on Windows or it contains an – Microsoft Community
http://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_vista-system/dll-is-either-not-designed-to-run-on-windows-or-it/96e04287-7e81-49ab-afe5-f44449dd8322

[Windows] 日本語Windowsで英語104キーボードを使う

受託開発のためにラップトップPCを借用した。発注元によれば、有償開発ツールのライセンス管理上、ツールをメディアで提供するよりもセットアップしたPCで提供したほうが便が良いらしい。既に必要な開発ツールがインストールされているので、すぐ開発に入れるのはこちらとしても有難い。

さて、このラップトップPCは日本語キー配列なので、英語キーボードに慣れた僕には不便。手持ちの英語104キーボードを接続してみたんだけど、どうしてもキー配列が104キーボードにならない。コントロールパネルで設定を探したけど見つからず。ネットで検索したら解決法が見つかったので覚え書き。

日本語Windowsで英語キーボードを使うには

HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetControlKeyboard Layouts000411 にある Layout file を KBDJPN.DLL から KBDUS.DLL に書き換えて再起動します。

ソースは以下のサイト。

Windows 7 で英語キーボードを使って日本語を入力する – バイナリアンを目指して
http://d.hatena.ne.jp/yohtani/20091021/1256132743

[インフラ] Gmailのエリアス機能の覚え書き

先日のベネッセの名簿流出事件以降、以下のような記事を割と頻繁に目にするような気がする。

自分の個人情報がどこから流出したかが丸わかりになる、Gmailの機能が凄い!個人情報漏洩対策として、個別に設定してみよう。 – クレジットカードの読みもの
http://cards.hateblo.jp/entry/kojinjyoho-roei-email/

ひとつのGmailアドレスを複数アドレスのように使える3つの方法 ― 同じSNSサービスなどで複数アカウントを取得するのに便利! | LIFE GOES TO A PARTY
http://www.life-gp.net/2014/01/gmail3-sns.html

Gmailで使用可能な別名アドレス(エイリアス) – Gmailの使い方
http://www.ajaxtower.jp/gmail/sent/index18.html

いずれの記事も「Gmailはメアドの名前に任意の文字列を”+”記号で繋いで書ける」ということを説明している。へーそうなんだと思ったものの、ソースの所在が明確に記されていないので調べてみた。以下がソース。

アドレスのエイリアスの使用 – Gmail ヘルプ
https://support.google.com/mail/answer/12096?hl=ja

ちなみにメールアドレスの仕様は、RFCを読み砕いてくれた解りやすい説明が以下にある。

メールアドレスで使える記号 @~置き場
http://www.go5.jp/~nyomo/?MailAddress

エリアス機能、何かのときには役立ちそうなので覚えておこう。

[インフラ] FileZillaでデバッグメッセージを表示する

サーバーにログインできない、ファイル転送に失敗するなど、FTPのトラブルに直面してデータセンタやホスティング会社に不具合報告する場合、単に「サーバーに接続できません」だけではサポート担当も対応に困るだろう。こちらが素人だと思われると「お使いのFTPクライアントの設定をご確認ください」などとFAQへのポインタを示されて終了ということもある。先方が状況を理解し得るだけの情報を提供しないと。

FTPクライアントとしてFileZillaを使っているならば、設定を変更することでメッセージログのペインにデバッグメッセージを表示できる。サーバーとのやり取りをダンプすることで、処理がどこまで進んでどこで止まっているのかわかれば原因究明の助けになるだろう。

FileZillaでデバッグメッセージを表示するには

  1. [Edit]-[Settings…]メニューを選択すると[Settings]ダイアログボックスが表示される。
  2. [Select page]から[Debug]を選択する。
  3. [Debug information in message log]から[4 – Debug]を選択する。
    filezilla
  4. [OK]ボタンを押下してダイアログボックスを閉じる。

これでメッセージログにデバッグメッセージが表示される。

[インフラ] IPアドレスから地域情報を得るには (GeoIP)

ある会員制サイトでどの国からのアクセスによってコンテンツをダイナミックに変更したいというニーズあり。IPアドレスで振り分けるしかないのだけど、プロキシが利いていれば正確ではないこともありえる。その点理解してもらったうえでIPアドレスから国への変換を行うために、GeoIPをサーバーにインストール。以下インストールの覚え書き。

GeoIPとは

GeoIPはMaxMindが提供するIPアドレスの位置情報データベース。データベースとウェブサービスがそれぞれ有料で提供されている。無料のGEOロケーションデータも配布されているので、これを自前のウェブサーバーで使うことも可能。でも、IPアドレス割り当ては日々変化しているだろうから、正確な判定が必要ならば有料データを定期的に更新しながら使うべきだろうな。

MaxMind – IP Geolocation and Online Fraud Prevention
http://www.maxmind.com/en/home

mod_geoip2 Apache module « Maxmind Developer Site
http://dev.maxmind.com/geoip/legacy/mod_geoip2/

インストール手順

やってみるとインストールは結構簡単。

geoipのツールは/usr/local/binに、データベースは/usr/local/share/GeoIPにインストールされる。ちゃんと動くかどうか、コマンドラインでテスト。

ちゃんと動いたので、Apacheで使えるようにモジュールをインストール。

以下フォルダを確認してモジュールが存在するかチェック。

問題なさそうなので、.htaccessで有効化しておく。

Apacheを再起動する必要あるか?念のため。

参考サイト

GeoIPのインストール | Read it later.
http://readit.l8r.in/2013-02-22/geoip%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB/

雑記: GeoIPでアクセス制御 – ng-circuit.net
http://www.ng-circuit.net/tbox/6-2013-05-03-geoip

[インフラ] ITインフラで起きる「もしも」のための12個のコマンド

自分はデータセンター勤務じゃないけど、データセンターが社外だったりするとカジュアルに「なんかサーバー遅くね?」とか言えず、ある程度障害の原因を絞り込んでからレポートする必要があったりする。

以下のメモでは、そんな僕にも役に立つツールの使い方を説明してくれている。「もしも」の場合に備えてブックマークしておく。「もしも」は無いに越したことはないけれど、備えあれば憂いなしということで。

ITインフラで起きる「もしも」のための12個のコマンド – インフラエンジニアway – Powered by HEARTBEATS
http://heartbeats.jp/hbblog/2013/10/10-commands.html

[動画処理] Adobe Premiere Proで動画にモザイクをかけるには

動画にモザイクをかけるニーズあり。映像に本題とは無関係ない人が映り込んでいたりすると、個人情報保護の観点からそのまま公開するのは望ましくない。イメージリリース (肖像権に関する許諾) が取れていないのであれば、個人が特定できる箇所はぼかしておくに越したことは無いだろう。

僕が常用している動画エンコードソフトのFFmpegを調べたのだけど、さすがにモザイクの機能は搭載していない。もしかすると、アドインできるフィルタがあるのかもしれないけど。フリーソフトでモザイクをかけることができないかと調べたら、静止画用のソフトはいろいろあるものの、動画に関しては情報が非常に少なく、唯一ヒットしたのがSEffectというソフト。

SEffect – k本的に無料ソフト・フリーソフト
http://www.gigafree.net/media/me/seffect.html

SEffectのページ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/7962/

フリーソフトだけで動画にモザイクをかける|車は楽しくなくちゃね|Blog|epotan|Minkara
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/597658/blog/20039648/

試しにダウンロードしてみましたが、タイムラインで編集するソフトに慣れてしまっている僕には滑らかに操作するのは難しい。慣れれば問題ないだろうけど。これだけのソフトをフリーソフトで公開している作者には頭が下がる。

幸いにしてAdobe Premiere Proを使わせてもらえることになったので、今後はモザイクのみならず、いろんな編集処理ができそう。Adobe Premiereでモザイクをかける方法は以下のYouTubeビデオを参考にさせてもらった。他の方法もあるかと思うけど、まずは最初の一歩としてリンクしておく。

[動画処理] MP4動画をプログレッシブダウンロード再生するには

MP4形式の動画をプログレッシブダウンロード再生する方法を覚え書き。プログレッシブダウンロードをサポートすることにより、動画ファイル全体がダウンロードされるのを待たずに、ダウンロードしながら動画再生できるようになる。

プログレッシブダウンロードに対応した動画プレイヤーを使う

Adobe Flashで書かれたプレーヤーなら大抵対応しているかも。

動画はコーデック H.264 でエンコードしておく

たぶん H.264 でエンコードしておくのが一番間違いなさそう。

MP4ファイルを Fast Start 仕様にしておく (moov atom の変更)

Fast Start すなわち「早く始まる」仕様。そのようにMP4ファイルを簡単に変換するソフトが多数あるので難しいことはない。

MP4のファイル構造について。MP4ファイルの内部データはatomと呼ばれる塊ごとに管理されていて、atomの1つの種類にmoovと呼ばれるものがある。moov atomには動画のインデックス情報が格納されていて、普通の(Fast Start仕様ではない)MP4ファイルではファイル末尾に付加されている。動画プレイヤーは動画再生にmoov atomを必要とするので、ファイル末尾にそれがあるならば、ファイル全体がダウンロードされるまでは再生を始められない。このmoov atomをファイルの先頭に格納しておけば、ダウンロード開始直後から動画再生が可能になるというわけ。そういった細工を施したMP4ファイルが俗にFast Startと呼ばれているようだ。

Data Go Round Lab のフリーソフト MP4 FastStart を使うと、MP4ファイルをFast Start仕様に変更できる。操作は至って簡単で、[Open Folder] ボタンをクリックしてフォルダを選ぶとフォルダ内のファイルが一覧されるので、一覧からMP4ファイルを選んで [Make FastStart] ボタンをクリックするだけ。いろんなソフトを試したけど、このソフトが一番簡単だった。

Data Go Round Lab
http://www.datagoround.com/lab/

ffmpegでも -movflags +faststart オプションを付加することで、エンコードされたMP4ファイルをFast Start仕様にすることができる。可能であればエンコード時に一緒にやってしまうと手間が少なくと済みそう。

参考サイト

Understanding the MPEG-4 movie atom | Adobe Developer Connection
http://www.adobe.com/devnet/video/articles/mp4_movie_atom.html

Video Learning Guide for Flash: Progressive and streaming video | Adobe Developer Connection
http://www.adobe.com/devnet/flash/learning_guide/video/part02.html