[Unix] vmstat – 仮想メモリやディスクI/Oの統計情報を表示する

まずは –help で指定可能なオプションを確認。

表示されるのは、最後に起動(再起動)した時から現在までの統計情報。

-a オプションでアクティブ/非アクティブなメモリの量を表示する。

  • procs
    r – 実行中と実行待ち中のプロセス数の合計
    b – 割り込み不可能なスリープ状態にあるプロセス数
  • memory
    swpd – 使用中の仮想メモリの量
    free – 空きメモリの量
    buff – バッファとして使用しているメモリの量
    cache – キャッシュに使用している量
    inact – アクティブではないメモリの量
    active – アクティブなメモリの量
  • swap
    si – ディスクからスワップインしているメモリの量
    so – スワップアウトしている量
  • io
    bi – HDDのようなブロック型デバイスから受け取ったブロック数
    bo – ブロック型デバイスに送ったブロック数
  • system
    in – 1秒当たりの割り込み回数
    cs – コンテクストスイッチの回数
  • cpu
    us – カーネルコード以外の実行(ユーザー時間)に使用した時間(ユーザー時間)
    sy – カーネルコードの実行に使用した時間(システム時間)
    id – 空転していたアイドル時間
    wa – I/O待ち時間
    st – 仮想環境で実行している際、ホストOSにCPUリソースを割当ててもらえなかった時間の割合

-s オプションで1項目1行でメモリの統計情報とイベントカウンタを表示する。

-dオプションでディスクの統計情報を表示する。

-Dオプションでディスクの統計情報を1項目1行で表示す

繰り返し表示したければ間隔(秒)と回数を指定する。

参考サイト

【 vmstat 】コマンド――仮想メモリやディスクI/Oの統計情報を表示する:Linux基本コマンドTips(126) – @IT
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1707/13/news015.html

vmstatの見方と考え方:ぴろにっき:So-netブログ
https://piro791.blog.so-net.ne.jp/2008-10-02